46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/14(日) 01:32:50.37 ID:QcmbvjXlo
京太郎は女性の手を取り椅子から立ち上がる
ゆっくりと指と指を間を絡め合い握りしめた方とは反対の手で
赤色のペンを握ると、壁に貼られた一枚の顔写真に対して
その他大勢の写真や記事と同様にして大きく×印を付けた
写真に写っていたのは、昼間に京太郎が会っていた女性――弘世菫
京太郎「これで、残ったのは彼女だけだ」
大きく息を吐いてペンを置くと
手を繋いだ女性と並び立つようにして下がり
数多の写真や記事に囲まれ、×印のつけられていない
モルタル壁のちょうど中央に貼られた写真へと
二人分の視線が向っていく
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