過去ログ - とある異形の精神病院-アサイラム-
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20: ◆UIgN1y.fYlVW[saga]
2015/02/04(水) 00:22:09.20 ID:1IcyTBkN0
「新入りは何人だ」

白衣の男が集まったスキルアウト達に話し掛けた。表情から察するに、彼はスキルアウトの彼らを快く思って無いみたいだ。まぁ、真面な人間ならそれもそうだ。

「4人だ。特にこいつは期待の新人だぜ」

このグループのリーダー格らしき男が一人の背中を押して前に出させる。押されて出て来た男は黒髪で身長180cmほどの大男だ。それ以外のメンバーをチェックするとわかったけど、身長80代は彼だけだ。ジェイソンの身長は83cmだから…。多分、彼がそうだろう。

「大男だな…。まぁ、その方が恰好が付くしいいだろ」

そう言うと研究者は車のバックドアを開け、そこからスーツケースを取り出した。痩せた研究者にはそのスーツケースを運ぶのも苦労だったのか、少し息が荒くなってる。

そのスーツケースを大男が受け取ると見に付けているスボンのベルトに手をかけながら、何か喋り始めた。

「一つ言いたいことがあるんですよ…」

「なんだ?まさか、今更怖気付いたか!?」

そう言ってリーダー格の男が大男の胸倉を掴む。身長差約10cmのせいで少し滑稽に見えるのは指摘しちゃいけない。

「いや、そういうのじゃなくて…」


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