過去ログ - とある異形の精神病院-アサイラム-
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3: ◆UIgN1y.fYlVW[saga]
2014/12/14(日) 04:01:50.78 ID:FAo0rrOF0
10日 7時26分 絹旗宅

始めは簡単だった。バットマンがある程度調べた例の精神病院に突入できるほどの証拠を集める。証言や証拠は相手に恐怖を与えればいくらでも手に入る。そのはずだった…

絹旗「スキルアウトの暴動事件……今週で7件目……どこも超物騒になりましたね」

朝食を用意してくれた絹旗が新聞を読みながら僕に渡してくれた。ここ最近の新聞の一面はスキルアウトの問題ばかりだ。

僕らの行動は一部のスキルアウトの怒りを買ったらしい。最近は自分たちのことを探るとこうなるぞと言わんばかりの事件を起こしまくってる。

ディック「戦争でも始める気なんじゃない?」

絹旗「それ、冗談で済まなさそうなので超やめてください」

訓練を受け始めて強くなった絹旗も、流石にこれには少し何か感じてるらしい。

今は僕と絹旗の二人暮らし、ジェイソンは麦野と二人暮らしでやってる。こっちは大丈夫だけど、あっちは大丈夫だよね?全然連絡してこないけど。

小さなスキルアウト組織は僕らでも相手は出来る。だけど、相手に出来ない位の組織もある。

絹旗「ジョーカーズ、クロウズ、オーガ…。超厄介な組織ですよ」

ジョーカーズはジョーカーの武器をクロウズはスケアクロウの武器を使う。これは名前から考えても小学生でもわかる気がする。

でも、オーガだけは何も情報が無いんだ。そもそも、オーガはメディアが命名しただけだ。名前の由来は目撃者の何人かの発言「鬼を見た」ってのと、事件現場が鬼でも暴れたのかってくらいの荒れ様だったからだ。

ディック「今回の害者は?」

絹旗「笑顔の死体が4人…、刺殺死体が3人……。全員中学生です」

日に日に起きる事件の規模はデカくなってく。僕らへの見せ付けだけのためにしてはやり過ぎな気もする。真実はまだわからない。今はやれることをやるだけだ。


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