過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 7】
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◆3ZxXgUosIQ
[saga]
2014/12/17(水) 01:42:48.36 ID:q7kdBFM80
湊「ッ――!?」
三梃の星業銃から吐き出された星のチカラが、湊を飲み込んだ。
星業装置によって変換された青白い極光は圧倒的な勢いを伴って、そこを吹き飛ばす。
その光が過ぎ去る。
大木に偽装されていた昇降機の出入り口は吹き飛ばされ、地面にぽっかりと人工的な四角い穴を残していた。
向こう数十メートルまで地面は放射状に抉られ、焼けた地面は赤く発光しながら煙を上げる。
明「み…なと…?」
不遜な笑顔が脳裏を駆け抜ける。
口を開けばすぐに何かへの文句ばかり出てくる声が、何度も脳内で反芻される。
死ぬはずねえだろ、と人を小馬鹿にしたような言葉が届くのではないかと明は耳を澄ませる。
すぐにでも、どこからか出てきて颯爽と拳を振るって解決しようとするのだ。それが宮東湊という男のはず――
何にでもムキになって、何にでも噛みついて。
誰にでも反抗をして、誰にだって対等以上であろうとして。
そんな人間が、こうもあっさりといなくなってしまうはずがない。
1秒間でさえ一瞬に感じられた。
あまりにも長い、体感時間。明は瞳を小刻みに揺らしながら、何もかもが吹き飛ばされたそこを見つめる。
そんなはずないと、信じている。
そんなことがあってはならないと、信じている。
それなのに――
明「湊、何してるんですか!? シャレにならないですよ、早く姿を――」
口を突いて出た言葉。
その問いかけが、消えていく。
照りつける太陽は何も撃ち抜こうとせず、沈黙を守る。
【直下 コンマ判定】
1〜5 溶けるように消えた明の問いかけに、突きつけられた銃口が1つの答えをくれた。
6〜9 明「姿を…見せて――」
―――――
今夜はここまでです
どうもありがとうございました
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