過去ログ - 伊織「ロス:タイム:ライフ」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/14(日) 23:17:01.82 ID:ibFOaeAeO
『よし。じゃ、新ユニット『フェアリー』のメンバーを発表するぞ』


忘れもしない、あれは三ヶ月ちょっと前。


『一人目は……響。お前のダンス力には期待してるぞ』


私は特別なんだって。
私は誰よりもすごいんだって。


『二人目は貴音。……そ、お前だよ。貴音の伸びやかなボーカルが欲しいんだ』


そんな自信が、他でもないアイツに折られた日 。


『三人目。これで最後だ。……美希。一緒に頑張っていこう』


頭をバットかなにかで殴られたようだった。
……それから一週間か二週間かして。
律子に誘われて竜宮小町を結成したわけだけど、ちっとも嬉しくなかった。


なんであの時アイツは私を選ばなかった?

そんなの決まってる。
『実力が足りないから』。


伊織「はあ…………」


これから見返してやろうって時に何ヘマしてんのよ、私は…………。


実況『うずくまったー! 水瀬選手、うずくまってしまった!』


解説『誰しもがすんなり受け入れられるわけではないですからね、当然といえば当然です』


律子「伊織? 隣、失礼するわよ」


伊織「へっ?……あ、うん……」


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