31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/15(月) 00:14:32.11 ID:4oWIBATpO
結果的に言えばフェスは大成功だった。
正式な形での勝負では無かったから、どっちが勝ったとかは分からなかったけど、少なくとも見かけ上では竜宮小町の方がお客さんを集めていた……と思う。
後は、思い残しのないように、アイツにぶつかるだけ……ね。
残り時間は40分くらい。
新堂に飛ばしてもらえばきっと間に合うわ。
P「おう、待ったか?」
後ろから声がする。
私が振り向くと、アイツは頭を掻きながら立っていた。
伊織「少しね。気にするほどじゃないわ」
P「そこで『待ってない』って言わないのは伊織らしいな」ハハ
P「で、話って?」
伊織「…………ずっと聞きたい事があったの」
P「うん。なんだ?」
伊織「私を……私をフェアリーに選ばなかったのはなんで?」
聞いたわ。
聞いてしまった。
P「あー……んー……それはだなー……」ポリポリ
伊織「待って!」
我ながら自分の臆病さには笑ってしまう。
伊織「やっぱりいいわ、言わなくて」
P「そ、そうか? いや、別に言ってもいいんだが……」
伊織「いいってば」
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