過去ログ - 「キョンと付き合ってみんなの出方をみるわよ!」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/15(月) 02:01:45.41 ID:vDqQrqYN0
そして放課後、部室で古泉とボードゲームをしながら時間を潰す。

「涼宮さん、今日は遅いですね」

朝比奈みくるがお茶を注ぎながらなんとはなしに呟く。

「制御不能のハルヒのことですから珍しい虫でも見つけて追いかけ回しているんじゃないでしょうか」

キョンはゲームが劣勢なのか、渋面をしながらハルヒへの悪態をつく。

「んふっ、また心にもないことを」

勝利が見えている余裕からか、古泉は笑みを浮かべたままキョンへ突っ込む。

「何を言ってるんだ?百二十パーセント嘘偽りのない気持ちなのだが」

キョンは古泉の言葉を否定した。

その言葉を受けて、長門を除く二人は何か微笑ましいものを見たかのような視線をキョンに送った。

「おっと!そういえばちょっと用事があった。今日は先に帰らさせてもらうぞ」

ゲームのみならず場の空気も劣勢となったと判断したのか、キョンはいそいそと部室を後にした。


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