過去ログ - 「キョンと付き合ってみんなの出方をみるわよ!」
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62:名無しNIPPER[sage]
2015/01/03(土) 03:13:36.73 ID:m29mNZfk0
「それよりもみくるちゃん!!これ見てよ!このバッグ!!」

一転、ハルヒは自慢げにバッグを見せ付けた。

「………シャネルですか?」

未来人でも知っていたのか、バッグのブランド答える。

「そうよ!やっぱりキョンの妻としては綺麗でいなくっちゃいけないと思わない?だから、さっき買ったのよ!」

ハルヒははしゃぎでいる。

「キョンにも見せてあげないと……」

ハルヒはそこまで言ってからあることに気が付いたのかはしゃぐのをやめた。

「…でも、うんちをとって貰ってる姿はあたしには見られたくわよね。どうするみくるちゃん?ホテルの喫茶店にでも行って時間を潰す?」

ハルヒは一思案してからみくるにそう話を振った。

そこでハルヒは自分が朝比奈みくるに睨まれていたことに気が付いた。

「ど、どうしたのよ?」

ハルヒは驚き質問をする。

「どうって………本当に解らないんですか?」

朝比奈みくるは悲しいのか怒っているのか解らない表情でハルヒに質問を返す。

「だから聞いているんじゃない」

「そう………ですか…ごめんなさい。用があるのでわたしは帰ります」

朝比奈みくるそう告げるとトボトボと廊下歩いて行った。


その後ろ姿を見ながらハルヒは長門に質問する。

「ねぇ?なんでみくるちゃんの様子が変なのかな?」

「………」

「バッグが羨ましくて嫉妬するタイプじゃないだろうし……」

「………」

「あ!解ったわ!!」

ハルヒは無言の長門に構わず結論を出した。

「あれね。ホテルでお茶を出来ると思ったのに用があっていけないから落ち込んじゃったのね」

ハルヒは一人でうんうんと頷くと、

「キョンのうんちをとった病室はなんだか臭そうで寄る気がしないわね。あたしも今日は帰るわね。古泉くんにもよろしくね。それじゃあ、有希!またね〜」

ハルヒは長門にそう言うと手を軽く振りながら駆け足で立ち去った。


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