10: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/12/16(火) 02:03:24.94 ID:7UbgX0TS0
 水守の病院 
  
 かなみ「けっこう混んでるね」 
  
 カズマ「おいおい、こんなにも待たなきゃいけねえのか?これじゃ日が暮れちまうぜ」 
11: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/12/16(火) 02:04:26.18 ID:7UbgX0TS0
 かなみ(劉鳳さんは59番。カズくんが60番で私が61番なので、その番号順に並んで座っています) 
  
 カズマ「......」 
  
 劉鳳「......」 
12: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/12/16(火) 02:04:55.08 ID:7UbgX0TS0
 カズマ「......」ソワソワ 
  
 劉鳳「...どうした?なにやら落ち着きがないようだが」 
  
 カズマ「なんのことだよ」 
13: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/12/16(火) 02:05:29.55 ID:7UbgX0TS0
 劉鳳「......」ソワソワ ペラ 
  
 カズマ「珍しいじゃねえか。あんたがマンガなんてよ」 
  
 劉鳳「たまには読書をしろと、クーガーに薦められてな。馴染みやすいマンガ雑誌を押し付けられた」 
14: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/12/16(火) 02:06:31.09 ID:7UbgX0TS0
 カズマ「...あんた、ひょっとして注射が」 
  
 劉鳳「バカを言うな!俺が注射を恐れているだと!?そう言う全く落ち着きがない貴様こそ、注射を恐れてかなみに無理矢理つれてこられたのではないか!?」 
  
 カズマ「バッ、んなわけねーだろ!俺がこいつの付添いだ!てめえと一緒にすんな!」 
15: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/12/16(火) 02:07:15.87 ID:7UbgX0TS0
 スパパン 
  
 劉鳳「ぐっ!?」 
  
 カズマ「ってて...は、ハリセン?」 
16: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/12/16(火) 02:08:34.08 ID:7UbgX0TS0
 橘「えっ?劉鳳は注射が大の苦手?」 
  
 水守「ええ。だから大変だったのよ。ここまで連れてくるの」 
  
 橘「意外ですね。彼にそんな弱点があったなんて」 
17: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/12/16(火) 02:09:05.00 ID:7UbgX0TS0
 水守「劉鳳、さっきは騒いでたみたいだけど、なにかあったの?」 
  
 劉鳳「なんでもないぞ。なあ、カズマ」 
  
 カズマ「ああ。なんもなかったぜ」 
18: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/12/16(火) 02:10:12.53 ID:7UbgX0TS0
 それから、二人は意外にもあっさりと注射を受けてくれました。 
  
 橘さんが劉鳳さんをからかって断罪されていましたが、それ以外は特に喧嘩をすることもなく、その日は至って普通に別れました。 
  
 注射を打ってもらったカズくんは、注射を克服できたらしく 
19: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/12/16(火) 02:10:50.45 ID:7UbgX0TS0
 カズマ「へぶしっ!」 
  
 かなみ「お水だよ、カズくん」 
  
 カズマ「ちくしょー...注射打ったのになんで...」 
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/16(火) 02:11:49.97 ID:6Y7D6yF2o
 乙 
 おもしろかった 
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