過去ログ - もし小泉さんが主人公だったら 【ダンガンロンパ2】 repeated despair part2
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874: ◆cjZbmyD1BY[saga]
2015/05/17(日) 01:17:28.84 ID:SjcEsWW50


花村「ぼ、ぼくは、帰らなくちゃいけなくて…。」

花村「だ、だって、あのゲ―ムが本当だとしたら…!!」

小泉「…!!」


花村「こうしているうちにも、かぁちゃんの命が…。」

花村「ぼくは…かぁちゃんを安心させなくちゃいけなくて…」

花村「そ、それで…」


小泉「あのゲ―ムって…アタシと千秋ちゃんと、豚神と花村でプレイした、かまいたちの夜?」

小泉「でもアンタ、あの時…!!豚神の説得を聞いて、思いとどまってくれたじゃない!!」

小泉「人殺しとしての自分なんて、お母さんは望んでないって言いながら!!!!」



花村「理屈では、分かってた。人殺しなんて、絶対にしちゃダメだって…。」

花村「でも、無意識のうちに…かぁちゃんに対する不安が、大きくなっていた。」

花村「夢に出るんだよ。苦しいって、かぁちゃんが。死ぬ前に、せめてぼくにって…!!」


花村「頭では、分かってたんだ…。人殺しなんてしても、かぁちゃんは喜ばないって。」

花村「でも、日を重ねるごとに、不安は大きくなって…衝動が、抑えられなくなって…!!」

花村「だから自分の感情を、他の誰かから物理的に抑え込んでもらおうと考えて…」

花村「ゲ―ムの内容を、そのまま皆に伝えるって案を出したんだ。」


花村「でも、皆は…動機をもらったぼくを、全然責めなかった。」

花村「それどころか皆、全くぼくを警戒しないで…。」

花村「小泉さんの件に、皆はすっかり囚われていて…。」

花村「ぼくにとって、隙ができたんだ。隙が、できてしまったんだ。この混乱に乗じて、なんて…。」


花村「ぼくは…その隙に、付け込んでしまった!!!!」

花村「やっぱり人を殺しても良いんじゃないかって…思って、しまった…。」

花村「おかしいな…ぼくは、人を殺せるような人間じゃなかったはずなのに…。」

花村「もしかして…ぼくって、狂ってるのかな…?」

小泉「…」





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