過去ログ - 【艦これ】提督「壊れた娘と過ごす日々」【安価・コンマ】
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936: ◆oeBS4v7bwY[saga]
2014/12/30(火) 01:38:12.08 ID:bKlaeuvpo

提督「燃料96に弾薬が99。鋼材が143でボーキが109……か」

 駆逐艦、軽巡洋艦ならば建造可能な資源の量である。

 この鎮守府に不足している人材でもあるので、丁度いいといえばいいのだが、肝心の妖精がいない。

提督「加賀、妖精さんを見なかったか?」

加賀「……見ていないわ」

 彼らがいなければ、資源があっても船体を作ることは出来ない。

 溜息を吐きながら、腕を組む。

 すると、こちらを見ないまま加賀が、

加賀「……工廠するの?」

 と言ってきた。

 すぐにそのつもりだと答え、十秒ほど沈黙が続き、更に十秒経ってからふと疑問に思い、加えてもう十秒経ってから驚いた。

 そういえば、加賀の方から話しかけてきたのは初めてかもしれない。

提督「尤も、妖精さんがいなければそれも出来ないんだがな」

 驚きを隠すようにそう取り繕う。

 こちらを見ていない加賀がそれに気付くはずもなく、そう、とだけ答え、会話はそこで途絶えた。




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