過去ログ - 八幡「はぁ、小町……」??「やった!!」
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37: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/12/17(水) 09:27:38.86 ID:EqZzhF22o
雪乃「相変わらず存在感なかったわね。葉山くんが八人って言った時みんなざわついてたわ」

八幡「やっぱりあれ俺を認識できずに七人だと思われていたのか」

さすがステルスヒッキー。そろそろ軍事利用も考えてもいいと思います。
以下略



38: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/12/17(水) 09:28:11.46 ID:EqZzhF22o
キャーハヤマクーン カッコヨカッター ハヤハチサイコー

八幡「あいつは女子に囲まれてなかなか出られなさそうだな」

葉山「そうかい?」
以下略



39: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/12/17(水) 09:29:13.80 ID:EqZzhF22o



幸福には二種類ある。

以下略



40: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/12/17(水) 09:31:30.50 ID:EqZzhF22o
俺にとって小町はずっとそばにいるのが『あたり前』の存在だった。だから今までその存在にどれだけ支えられていたのか気づいていなかった。

でも、実際に失ってみて俺はようやくそれに気づいた。

そして、今の自分がどれだけ恵まれているのかも。
以下略



41: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/12/17(水) 09:32:02.17 ID:EqZzhF22o
小町がいて、家族もいて、奉仕部の二人がいて、はっぱ隊のみんながいて、平塚先生や一色たちも……挙げればキリがない。ぼっち至上主義を掲げる俺の人生にすらこんなにたくさんの人が関わっている。

それが誰一人も欠けずに今を生きられることは、きっと俺にとってのこれ以上ない『あたり前』の幸福なのだろう。

生きているからLUCKYなのだし、みんな一緒だからHAPPYなのだ。
以下略



42: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/12/17(水) 09:32:33.70 ID:EqZzhF22o
小町「いやー楽しかったねー、文化祭!」

八幡「毎年めんどいと思ってたけど最後となると、まぁ感慨深いものがあるな」

小町「そう言えばお兄ちゃんたちのはっぱ隊を受け継ごうとする人たちもいるみたいだよ! もしかしたら総武高の伝統になっちゃったりするかもね!」
以下略



43: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/12/17(水) 09:33:06.18 ID:EqZzhF22o
始まる気配がないから問いかけようとすると、小町の口が動いた。

小町「ありがとね」

八幡「はっ?」
以下略



44: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/12/17(水) 09:33:52.49 ID:EqZzhF22o
小町「やだなー、小町だってお礼くらい言うよ」

八幡「……っ、……」

言葉を発しようにも、衝撃で声が出ない。
以下略



45: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/12/17(水) 09:34:45.96 ID:EqZzhF22o
八幡「別に、俺は大したことはしてねぇよ。お前が総武高に入れたのは、お前自身の実力だ」

小町「勉強だけに限った話じゃないよ。小町の見えないところでいろいろ頑張ってくれてるの知ってるからね」

何それ怖い。なんで見てないのに知ってるんだよ。サイキックかよ。
以下略



46: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/12/17(水) 09:35:19.15 ID:EqZzhF22o
八幡「……なぁ」

小町「なぁに?」

八幡「……今日は打ち上げがあったからあれだけど、明日の晩飯は、俺が作るよ」
以下略



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