過去ログ - 【安価&コンマ】花村「ありとあらゆる肉体を貪りつくすよ!」4
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382: ◆yrrWowwxP2[saga]
2015/02/07(土) 12:25:49.32 ID:WKmPV00x0
花村「ただいまー。魔法瓶とかいろいろ借りてきたからゆっくりできるよ」

九頭妹「ありがと」

トクトクトク

花村「はい」

九頭妹「ん」


九頭妹「……え、えっとね、兄貴の事なんだけどね」

花村「うん」

九頭妹「かなりまいってるみたいなのは確かなんだけど、それがなにかまったくわかんなくって」

花村「……妹ちゃんから見て初めての事だったりする?」

九頭妹「うん……なんだかんだで、わかり易いとこあんのがいいとこでもあるのに、私もペコもよくわかんなかった」

花村「辺古山さん今日学食に来たけど、彼女も良くわからないってことを言ってたよ」

九頭妹「……ペコはね、昨日ちょっと気になることはあったって言ってた」

花村「そうなの?」

九頭妹「ご飯食べてる途中で寝ちゃって、起きたらアニキがむかえにきてたって。
  まだ起きたばかりでちょっとボーっとしてたからあまりはっきり覚えてないけど、少し厳しい態度だったって言ってた」

花村「……その時から本当は様子おかしかったのかも…ってことかな?」

九頭妹「ペコが気になってるのはそういうことだと思う……」

花村「妹ちゃん顔青いよ 大丈夫?」

九頭妹「……アニキが何か抱え込んでるにしても、あの様子だとたぶんかなりヤバいことじゃないかなって思うの」

花村「それが、怖い?」

九頭妹「何がどうヤバいか判れば、私が殴り込んだり組の人動かすよ。アニキはそういうことできないけど、私はそういうことするの平気だから。
  でも、それが何がどうヤバいかわかんないから……うん。怖い。よくわかんないけどっていうか、よくわかんないから怖い」

ゴクゴク  ぷはっ コトン

九頭妹「……覚悟をどう決めればいいかわかんない事だからさ……その、あんまり大事にしたくないなとおもって。そう言いたくて」

花村「……それ言うためには見えないけど」

九頭妹「だよねー……私も完全に調子狂ってるもんねー……いや、その、大事にしてどうしようもない事がでてきたらっていうのはほんとにあるんだよ?」

花村「うん じゃあ、そこはわかったよ」コクリ

九頭妹「……」

花村「……それだけじゃないよね?」

九頭妹「……多分、ペコはアニキのほうを心配すると思うし、ペコ本人も不安だと思う」

花村「うん」

九頭妹「……でも、私も不安だし、話聞いてもらわないとって思って、でも他の子とかに言えないから」

花村「うん」コクコク

九頭妹「変な事に巻き込むことになるかもだけど……その、私の話、聞いてほしいの。ちょっとだけでいいから、不安な事とかの話、きいてほしいなって」

花村「勿論いいよ。ぼくにはそれぐらいしかできないし、そもそも妹ちゃんを不安にさせたのってぼくが連絡したからだから」

九頭妹「花村のせいじゃないよ。教えてもらわなかったら心構えできないまんまアニキの事に気づいてかかえこんでたから、むしろ助かったほうだよ!」

花村「そう?」

九頭妹「そう!そこは間違いないもん!……えっと、だからこれ以上甘えるのもなって遠慮してたんだけど」

花村「不安な気持ちを聞くぐらいはするよ。そのぐらいしか助けてあげられないもの」

九頭妹「……ありがと。よろしくね」


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