過去ログ - 【安価SS】海未「あなたたちとともに歩いていけるなら――」その4
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76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/19(金) 19:21:08.30 ID:KxcItrm50

海未「ふむ……シーサーがたくさん置いてますね」

ねこことり「沖縄の民芸品だもんね〜」

いぬほのか「希ちゃん喜ぶかな」

海未「スピリチュアルな感じですもんね……シーサー。家の守り神だそうですし」

ねこことり「ほかには……琉球ガラスのコップだね。すっごく素敵な色……♪」

いぬほのか「とっても綺麗だね!」

海未「濃淡の色合いが素晴らしいですね。お母さんへのお土産にいいかもしれません」

いぬほのか「いいねそれ!」

ねこことり「だねっ」

海未「あとは黒砂糖ですが……まあ、今は見るだけですし」

いぬほのか「うちもなんか色々買って来いって言われたなぁ」

ねこことり「私のところは……お母さんが好きなように楽しんで来なさいって」

いぬほのか「羨ましい……」

ねこことり「好きなようにって言われても困っちゃうけどね……あはは。お土産はたくさん買って帰るつもりだけどね」

いぬほのか「それがいいよ!」

海未「……」

海未(海ぶどうは港の市場で買いましょう。できるだけ新鮮なものの方がお父さんも喜ぶでしょうから)

海未(…………あと二週間)

海未(………………)

いぬほのか「海未ちゃん?」

海未(私は…………)

ねこことり「海未ちゃん!」

海未「っ! ……は、はい!?」

いぬほのか「大丈夫? ぼーっとして」

海未「あ……す、すみません」

ねこことり「疲れちゃったのかな? そろそろお部屋にもどろっか」

海未「すみません、二人とも……」

海未(何をやっているのですか、私は……修学旅行中は楽しみきると決めたではないですか!)

海未「私は大丈夫です。ほら、島らっきょうのお漬物だそうです。試食してみませんか?」

いぬほのか「海未ちゃん……」

海未「大丈夫ですから、ね? もう少し楽しみましょうよ」

ねこことり「……そうしよう、穂乃果ちゃん」

いぬほのか「ん……わかった」

海未(私はなんてバカなんでしょう。すぐに思い出して暗くなって……修業が足りません)

海未「さあ食べなさい穂乃果」

いぬほのか「お、おことわりします……」

海未「ではことりが」

ねこことり「け、けっこうです」

海未「むう……」

海未(二人の楽しみを私が壊すなんて、絶対にあっちゃいけませんからね……ふふっ)



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