過去ログ - 和「咲ちゃんに萌える青春ADV『咲-Saki-』です」
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372: ◆/kqewRXkLNoc[saga]
2014/12/21(日) 23:02:47.91 ID:6hJAimIzO
透華「宮永咲さん」

咲「はい!」

透華「話というのは、あなたにお礼をしたい、ということですの」

咲「え?お、お礼…ですか?」

透華「ええ。衣はなんだか最近とても楽しそうですわ。口を開けばあなたの名前が出るくらいですのよ?」

咲「そうなんですか?」

透華「あの子は…こういうことは軽々と吹聴するものではありませんが、ずっと孤独を感じていたみたいですの」

透華「私たちがどれだけ近づこうとも…いえ。本当は近づいた気になって、あの子の心の隙間に気付けていなかったのかも」

透華「強すぎる支配力、およそ只人ならぬその存在感…それはあの子の力として揮われ、そしてあの子自身をも追い込んでいたのでしょう」

透華「…でも、あの対局以降。あなたに負けてから、あの子は本当にいい顔で笑うようになりました。きっと本当の意味で、孤独ではなくなったのですわ。あなたのおかげでね」

咲「そんな…」

透華「ありがとう。そして、お願いいたします。あの子と、どうか末永く良き友人であってくださいな」


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