過去ログ - [安価]エルベティエ「……もんむす・くえすと」ウラミ「6なのカ?」[コンマ有]
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72:大阪|・ω・)< ◆l7chYPXUGs[saga]
2014/12/29(月) 00:33:13.20 ID:BMKp3g9a0





おかみ「……ゆうべは、お楽しみだったね」

ルカ「うぐはぁ!!」


眠い目を擦りながら、ルカさんのうるさい声を聞く。


ルカ「そ、その…… 声、大きかったですか?」

おかみ「あらら、図星かい。 適当にカマかけただけだよ」

ルカ「うぐぐ……」


ニヤニヤ笑うおかみさんに、打ちのめされたルカさん。

そしてアリスさんは、平気そうな顔をしています。

ルカさんは意外―――いえ、予想通りのヘタレ属性というものがありそうです。

今でも平常心を保とうと深呼吸をしています。


おかみ「じゃあ、また来なよ。 あんた達なら大歓迎だからね」

ルカ「ええ、ありがとうございました!」


こうしてボク達は、高級宿「サザーランド」を後にしました。

アリスさんとボクは、おかみさんから頂いた風呂敷包みを抱えながら町に歩を進めるのでした―――





偽勇者「う〜ん…… 朝か……」


俺は朝日を浴びて背伸びをする。

欠伸をして、肺に溜まった二酸化炭素を吐き出し緩んだ体を引き締める。

そして、簡単な体操で眠気を吹き飛ばす。

ある程度スッキリするが―――背後で酒のにおいで二日酔いを起こしたウラミを見る。


偽勇者「おいおい、酒のにおいだけで二日酔いになるなんて―――どれだけ弱いんだよ……」


ウラミは青白い顔を上げて恨みがましい表情で俺を見る。


ウラミ「……普通、下戸の隣で酒樽を一樽飲み干すかネ?」

    「酒のにおいがダイレクトアタック、もう瀕死不可避ヨ……」

偽勇者「いやぁ、酒の支払いをごろつきさん達が、どうしてもって言うからな」

    「ついつい……」

ウラミ「……そうカ」



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