過去ログ - 穂乃果「悲しみに二つの祝福を」
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137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/18(木) 20:55:15.47 ID:11FPBTipo
海未「な、何を言って……いえ、何故遺書のことまで……」

穂乃果「……もう絶対に死なせない。……私はそう決めたんだから!」

穂乃果(知ったのは一度目の繰り返す前の海未ちゃんの遺書からだった)

穂乃果(海未ちゃんは自殺に追い込まれるまでに苦しめられていた)

穂乃果(品行方正、聞こえは良いがそれを成し遂げるまでには多大な努力が必要となる)

穂乃果(園田海未は品行方正を絵に描いたような人物だった)

穂乃果(気付いてあげられなかった。誰も気付けなかった)

穂乃果(園田家を継ぐために幼い頃から遊ぶ時間を削ってまで彼女は鍛錬に励んだ)

穂乃果(弓道部に入部した。努力の成果、大会では入賞を当然と思われるようになった)

穂乃果(彼女の姉が嫁いだ。彼女への重責がさらに重くなった)

穂乃果(学校の存続をかけたアイドル活動。彼女の時間を占有した)

穂乃果(馬鹿な生徒会長を補佐するために生徒会に入会した)

穂乃果(どれだけ苦しかったのだろう。どれだけ助けを求めていたのだろう)

穂乃果(私では想像すら及ばない)

穂乃果(ただ私が知ったのは、彼女の亡骸と美しい言葉に彩られた遺書だけ)

穂乃果(……美しさの裏にある苦悩だけ)



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