過去ログ - 穂乃果「悲しみに二つの祝福を」
1- 20
61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/18(木) 13:42:32.80 ID:11FPBTipo
希「うちの真似やなく、刑事さんごっこなん?」

穂乃果「そうかもね」ギュ

穂乃果(希ちゃんの真似のわしわしを止め、私は希ちゃんを抱きしめる)
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/18(木) 13:43:06.78 ID:11FPBTipo





以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/18(木) 13:43:53.45 ID:11FPBTipo
希「っ!?」

穂乃果(希ちゃんが初めて動揺を見せる。ただし、一瞬だけ)

希「穂乃果ちゃん、何言っとるん?」
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/18(木) 13:44:45.15 ID:11FPBTipo
希「いつ気づいたん?」

穂乃果(その一言で、予知が外れるという微かな可能性はもうなくなった)

穂乃果「……気づいたことなんてなかったよ」
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/18(木) 13:45:44.93 ID:11FPBTipo
希「なあ、穂乃果ちゃん。放してや」

穂乃果「駄目。放さない」

希「参ったなぁ。……予知能力者ときたか」
以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/18(木) 13:46:32.19 ID:11FPBTipo
希「それじゃあ、高坂穂乃果。あなたは死にたくなったことはない?」

穂乃果(希ちゃんが無表情になった。言葉遣いも変わった)

穂乃果(きっと、これが希ちゃんの素の姿。……なんだか寂しいね)
以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/18(木) 13:47:27.86 ID:11FPBTipo
穂乃果(希ちゃんは私の腕の中で何かを考えるそぶりをみせる)

穂乃果(もちろん、私は決して希ちゃんを放そうとはしない)

希「──私の死にたい理由、ね。たぶん理解できないと思うよ」
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/18(木) 13:48:34.57 ID:11FPBTipo
希「まぁ、結論から言っちゃうとね、ウチ、人の感情を理解できへんねん」

希「生まれ持った欠陥ってやつやね」

希「正直、それに初めて気づいた時、戸惑ったんやで」
以下略



69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/18(木) 13:49:39.80 ID:11FPBTipo
希「そこでウチは知ったん。テレビを見るというシチュエーションは笑うだけではなく、
他の表情もあるんやと」

希「その違いを一つ一つ学んでいった」

以下略



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/18(木) 13:50:59.37 ID:11FPBTipo
希「そうして、数えきれないほどの観察とそれなりの失敗を経て、ウチは今ここに居る」

穂乃果「で、でも、それなら普通に生活できているんだよね?」

穂乃果(正直、理解し辛かった。でも、穂乃果は理解しているようだった)
以下略



71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/18(木) 13:52:27.76 ID:11FPBTipo





以下略



319Res/173.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice