過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 8】
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◆3ZxXgUosIQ
[saga]
2014/12/19(金) 01:17:42.88 ID:uDhCbfnA0
ハワード「お前の異能は何なんだ?」
ハワード「さっき、言子に何をした?」
ライト「僕の異能は温度を操作するという、実用性がないものですよ。あなたと一緒で」プププ
ハワード「…」ギロッ
ライト「対象に触れないといけませんし? それに実際は温度を操るとか言いながら、ただ脳みそに誤解を与えるだけ」
ライト「コンロの上にかかったヤカンを持とうとして、熱くないのにあちっ、てやるでしょう?」
ライト「あっ――ハワード様はコンロから火を出したことさえありませんでしたっけ? いやあ、他にいい例えが浮かびませんね」
ライト「申し訳ないです」ペコッ
ハワード「俺に何をしてほしいんだ?」
ライト「バスタ様が邪魔になる者を排除していただいたり…まあ、雑用ですよ」
ライト「しかし、ただの雑用ではあなたの欲も満たされないでしょう? だから、とっておきのお仕事を回してくださいますよ」
ライト「ボスの目にも留まるような大仕事ばかり。もっとも、それらはアルマ様の妨害――という前提あってのものになりますがね」
ライト「ギブ・アンド・テイク――わたし達、ロックフェラー・ファミリーでは、もっとも公明正大な価値観でしょう?」
ハワード「だったら、それがない時は俺の好きにしていいんだな?」
ライト「無論です。バスタ様は来る者拒まず、去る者追わず、ついでに鎖で繋ぐのは忠犬だけ――ですから」
ハワード「それなら日本にいる、強いグラスパーを教えろ。そいつらに会って、俺自身の価値をあげる」
ライト「ほおう、自己研鑽を怠らないとは何とも素晴らしい! よっ、ザッヘル=マゾッホの生まれ変わり!」
ハワード「誰だそいつは?」
ライト「それはそれは素晴らしいお方ですよ…とだけ言っておきましょう、わたしは好みではありませんが」
ハワード「教えるのか、教えないのか?」
ライト「嫌ですよ、面倒臭い…」
ハワード「だったらバスタとも手は組まない」
ライト「おや、筋肉まみれの脳みその持ち主がこの僕を困らせてしまうなんて…。仕方ない、その条件は飲みましょう」
ハワード「じゃあもう終わりだ、消えろ」
ライト「僕としても、一刻も早く汗臭くて、バカっぽい――おっと、申し訳ない、本当のことを…」
ハワード「お前っ!」ブンッ
ガシッ
ライト「ご生憎なのですが、あなたの監督をしろと仰せつかっていまして」
ライト「つかず離れず、時々サボって目は放しますが――あなたのお傍で仕えますので、どうぞあまり手を煩わせないようお願いします」
ライト「さしあたり、この建物は部屋がまだ余っているようですから、そこを間借りさせてもらいましょう」
ライト「いやはや…畳というのに興味があったのですよ。では、わたしはこれで」
ライト「ああ、それと言子様…あなたも、自分の身が心配ならばバスタ様にご連絡を入れれば護衛をつけてくださいますよ」
ライト「もちろん、見返りなどというものは求めませんし、絶対の保証もできるわけではありませんが――」
言子「けっこうです…。ロックフェラーとわたしは、関わりがありませんから」
ライト「…気丈な方だ。しかし、その強く保とうとする心の陰に潜んでいるものを恐れているのなら、よく考えた方がいい」
ライト「僕が温めてあげられるのは、あくまで錯覚――誤解でしかないのですからね」
ライト「ではおやすみなさい。眠る前にコーヒーを飲むなんて、奇特なご兄妹であられますね」ニッコリ
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今夜はここまで、です! ありがとうございました
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