過去ログ - 藤虎「あっしが喰種捜査官、ですかい?」
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45: ◆ogbr65IgNI[saga]
2014/12/20(土) 19:14:41.42 ID:vKphE0HRo
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――支局

真戸「亜門君、ちょっとこれを見て貰えるかな」

亜門「はい……? ああ、真戸さんが仰っていた学生からの情報ですか」

真戸「この水路に保存しているあの女の死体を置いて、連中を誘き寄せようと思う」

亜門「しかし、まだ対象がこの周辺にいるとは限らないのでは?」

真戸「この水路の空間内だと、私のフエグチ壱は使いにくくなる。それがどうにも気になってねぇ」

亜門「……! 奴らの罠、ですか」

真戸「私の勘ではね。なぜフエグチ壱のことを知っているのかまでは解らんが」

亜門「だとすると、やはりあの学生も一味……?」

真戸「どうだろうねぇ。小金で雇われただけで何も知らないのかもしれん」

真戸「とにかく誘いに乗ってみようじゃないか。連中は少なくともフエグチ弐のことは知らん」

真戸「こちらが罠にかかったと思わせれば油断するだろう」

亜門「解りました。では、イッショウさんとも……」


真戸「いや、彼には言わなくていい。この件は二人で進めよう」

亜門「え!? よろしいのですか?」

真戸「正直に言うと、彼は信用ならない。ラビットのことも意図して逃がしたようにしか私にも思えないんだよ」

亜門「……」

亜門(たしかに特等はグールに対して甘い言動をしていたが、しかし、そんなことがあるんだろうか……)

亜門(……だが、俺は真戸さんについていくまでだ)

亜門「了解です、真戸さん」



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