44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/20(土) 07:16:11.67 ID:DL0z8tZuo
「寒そうなので」
「賢い選択だ」
彼は寒がりなのか、風が吹く度首をすくめた。
温かそうなダッフルコートを着ているにもかかわらず。
「工藤さんのところまで近いとは言え、車で来ればよかったね」
これも結構重いし、と彼は肩に提げた大きめのバッグをぽんと叩いた。
「持ちましょうか?」
「いやいや、平気だよ」
細かい雪の混じった風が歩道の人々を撫で斬りにしては、消えて行く。
プロデューサーさんは鼻をすすった。
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