過去ログ - 【オリジナル】大群が追ってくるから逃げる【安価】
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42: ◆odi1zv6wyo[saga]
2014/12/20(土) 11:19:52.69 ID:PNRQdKDyo
悲鳴ではっとした運転手が叫んだ。
「逃げろ!!!! 乗客は、もう……」
言いきることができなかった運転手は、一目散に運転席から脱出した。
すれ違いざまに主人公の後ろ頭をはたく。
運転手の方を一瞥した男は、逃げ出した運転手を目で追ってから安川に視線を戻していた。
首からつるのような何かを生やしながらのそりとこちらに歩みよる。
奥歯を固く噛み締めた安川は高校の方へ逃げていった運転手を追うように逃げ出した。
日も沈んだ午後四時ごろの出来事だった。


教科書などが詰まった重い荷物を背負いながら上り坂を疾走する安川を、運転手は化け物でもみるような目で見ていた。
安川は一瞬で運転手を追い抜き、「高校に避難しましょう!」と運転手の様子を気にしながら先導しても息一つ切らしていない。
比べて、手ぶらとはいえ日頃運転ばかりの彼は既に息も絶え絶え、もつれそうな足を必死に動かすだけで限界だった。

↓1コンマ15以下でバスに居た男に追いつかれる
16以上で高校にたどり着く
↓2高校にいる人数


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