42: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/12/23(火) 13:44:13.86 ID:6HgdHJ4T0
俺も妹が出て行って少しすると俺も一階に降りた。
一階に降りるといつものように妹が朝食を作っていた。
男「なんか手伝うことはあるか?」
いつも作らせてばっかでは申し訳ないし、今日は思う存分甘えて欲しい。
妹「ええ〜お兄ちゃん、不器用だから怖いなあ」
男「なにー、俺だってやる気を出せばこんぐらいチョチョイのチョイや」
妹「......じゃあ、目玉焼き作ってよ」
男「お安い御用だ・・」
俺はそういうと冷蔵庫から卵を2個だしフライバンに投入し、ある程度白身が固まると水を入れた。
少しして、ちょうどいい感じになったと思い火を止め、目玉焼きを皿に乗せた。
いつも妹が作ってるように黄身が半熟ではなくカッチカチになっていた。..............なぜ?
男「一応できたけど、なんか黄身がカチカチなんだが.....」
妹「あーあ、火が強すぎなんだよ」
男「なるほど.........目玉焼きも奥が深いなあ」
妹「やっぱり私がいないとお兄ちゃんはダメだなー」
その時の妹は妙に嬉しそうな感じがした。
無事出来上がった朝食を俺らは食い、リビングでいつものようにだらけていた。
妹はいつもより俺の近くに座って、テレビを見ていたような気がした。
まあ気のせいかもしれないが。
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