77: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/12/25(木) 10:29:45.73 ID:TYteDz3y0
チャイムを押すと幼の声が聞こえ、ドアが開いた。そこにはパーカーにスカート姿の幼がいた。
幼「ああ、早かったね」
男「おう、まあな」
俺は幼の家に入った。久しぶりに入ったような気がした。家の中は幼の家の匂いがした。俺はこの匂いが好きだ、なんか落ち着く。
幼「まあ、じゃあ部屋に行こう」
俺は幼の部屋に入った。そこはまさに女の子って感じの部屋だった。
男「で、どうしたんだ?俺を呼んで」
幼「あ................あのさ、男は好きな人はいるの?」
男「べ、別にいないけど」
幼の息は少し荒かった。
幼「あの........さ、」
幼は言おうとしたことを途中でやめてしまった。幼は少し震えていた。
男「.............幼?」
幼「.........................好き..................です」
男「..................」
幼は今にも泣きそうだった。
俺はそんな幼を包み込むように抱きしめた。
幼「..................おとこ..........?」
男「........................ごめん、今まで」
幼「..................え?」
...............俺は逃げていたんだ。
怖かったんだ、もしこの感情に気づいてしまえば、今の関係でいられなくなってしまうのではないかと思っていた。
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