過去ログ - Xmasだよむりやり小説ゲーム
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16:名無しNIPPER
2014/12/21(日) 22:17:05.17 ID:ApY6E0+Qo
サンタA「それはつまり…超ピュアな心の持ち主だからだ!」

入男 「……ライオンに乗りながら、よく流暢に喋れますね……」

サンタA「でも、揺れないだろう?」

入男 「そういえば、ライオンの背に乗ってるのに何故か揺れを感じない……?」

サンタA「……それがこの町の不思議、節木町さ」

入男 「……そんな、馬鹿な」

サンタA「そして、超ピュアな心の持ち主の萎畑さんには、あるお方と是非先に会って頂きたい」

入男 「ある、お方?」


 本当に早速から不思議だらけで、違和感バリバリである。これは夢なのか。
頬を抓ってみても痛みを感じる中、曇天の空の下を駆ける猛獣ライオン。
その背に跨るサンタのおっさんに、僕。傍から見ればカオスな絵本そのものだ。

 そんなライオンの背に揺られ、といっても揺れを感じないながらも、僕はとある場所へ訪れる事になった。

 これからも通うであろう、『学校』だ。


サンタA「さーて、俺はきちんとトナカイを仕入れてくるか。じゃあ萎畑さん、また!!」

入男 「って、ちょっとおっさん!! ……って、ライオン毎どこかへ消えた……!?」

?? 「ふふ、正直随分困った様子で」

入男 「え、ええそりゃまぁ。だっていきなりサンタの大群に、トナカイじゃなくてライオンですよ!?」

入男 「24日の今日でライオンの背に跨るなんて思いもせず……って、何処から声が!?」

?? 「ふふふ、私はココよ……ア・ナ・タ」


 声がした方へ振り向いた。すると途端、>>17な事を小さな背丈の少女にされてしまう。


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