44:名無しNIPPER
2014/12/21(日) 23:27:19.88 ID:ApY6E0+Qo
僕が庇った少女が唐突に笑みを漏らしたかと思えば、突然の誘い。
それに僕は……当然乗った。
何故当然なのか、それは彼女が美少女であり、僕より年下であり、ニーソックスなボーイッシュ少女だからである!
入男 「という訳で、僕は彼女と行く……。移転、今までありがとうな」
移転 「おい、ちょっと待て! 御子は、御子の所へ行って愛宕から戻るのでは……!」
入男 「僕は気付いたんだ。これも僕の能力の一つとなったんだって。……だからいつでも戻れるし」
入男 「それに彼女とごにょごにょして……でへへへへぇ」
移転 「クッ、入男、世界一ピュアな変態心の持ち主だったとは……見損なったぞ!!」
彼と僕はそうして決別する形となった。節木御子の存在は確かに気にはなったけれど、
目の前の据え膳食わねば男ではないだろう。そんな勢いで僕は彼女に寄り添う形で歩み寄る。
入男 「ええっと、僕は萎畑入男っていうんだけど……」
喜菜 「ふーん、名前も面白いね、キミ!」
喜菜 「もしかしていっつも世界に萎えてたり?」
入男 「……ど、どうしてそれを!」
喜菜 「そしていっつも一人で閉じこもって、あんな事やこんな事を?」
入男 「そ、そこまで分かるなんて、キミはいったい……!!」
喜菜 「そんなの、あてずっぽうだけど、アハハッ!」
入男 「て、適当で僕を見破っただなんて……。何て僕は浅はかな人生を……」 ガクリ
喜菜 「そう、気を落とさないで」
喜菜 「これから、もっとイイ事をしに行くんだから、楽しくしよう?」
彼女の言うイイ事、それは純粋に>>44であった……。
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