過去ログ - さやか「絶望?飲み干してやるよ」
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122: ◆WtqXBsnRH2i5[saga]
2015/01/05(月) 15:49:51.05 ID:lFAT28RjO
マミ「こっちね…!」
三人でパトロールに出てから数十分、マミさんのソウルジェムが魔力の痕跡を捉えた。
杏子「へぇ、大物だな」
結界の大きさを見て杏子がそう呟く。
マミ「…」
さやか「…マミさん?」
マミ「…隠れていないで出てきたら?」
すっ、と。
廃工場の奥。
飲み込まれるような闇の中から人影が現れる。
その髪の毛はその闇に溶け込むように黒くて。
瞳は紫水晶のように強くて冷たい光を灯していた。
ほむら「…」
杏子「…あんたがイレギュラー、ってやつかい?」
ほむら「…」
暁美ほむらは語らない。
転校生は語らない。
すべてを達観して。
すべてを上から見ているかのように。
冷めた目でこちらを見る。
ああ。
冷めた目で見てる神様のような奴、ね。
そっくりだよ。
さやか「…何の用?転校生」
私が嫌いだった奴に。
さやか『…ほむら』
何様のつもりだ。
神様のつもりか。
冷炎ほむら?
くだらない。
いつまでも冷めた炎で居るのなら。
さっさと。
さやか「…」
その灯火を消してしまえ。
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