過去ログ - さやか「絶望?飲み干してやるよ」
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127: ◆WtqXBsnRH2i5[saga]
2015/01/06(火) 16:17:24.38 ID:Q+4PUfDqO
誰だって抱えているモノがある。
誰だって何かを抱えて生きている。
みんな何かを抱えてる。
私だって成れの果てを抱えてる。
魔法少女はやむにやまれぬ事情を持つ奴だけにふさわしい。
いつだったか杏子はそう言った。
杏子だって。
マミさんだって抱えてる。
それに向き合って、それでも前を見て生きてる。
ほむら「…それじゃあ」
すっ、と転校生、暁美ほむらは闇の中へ消えた。
停滞。
停止。
時が止まる。
流れ落ちる時の中で生きている私たち。
だけれど転校生がいるだけで時が止まる。
諦観?
傍観?
達観?
あいつが何を抱えているかは知らないけれど。
気に入らない。
何様のつもりなんだよ。
あんたは何を抱えてるんだ。
いつか暴いてやる。
あんたの心を覗いてやる。
嫌がっても。
拒否されても必ず。
さやか『素直じゃないね』
私はもう。
後悔なんてしたくない。
何故だか分からない。
考えが纏まらない。
空白。
私の音楽には足りない。
空白に当てはめる音がある。
私の音楽には転校生が必要だ。
もう一度始まるプロローグ。
いつ終わるかもわからない。
だけどそれでも。
始まりの終わりはまだ来ない。
もっと、音色を。
もっと、色彩を。
さやか「神様じゃ、ないんだろ」
カラフルに。
色鮮やかに私の世界を染め上げる。
その為に。
冷めた炎じゃない。
燃え上がるあんたが必要だ。
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