過去ログ - さやか「絶望?飲み干してやるよ」
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153: ◆WtqXBsnRH2i5[saga]
2015/01/14(水) 05:31:43.00 ID:qsSqZod6O
オクタヴィア「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
何と言えばいいのか分からない。
私のソウルジェムから繋がって。
不気味な魔女が現れる。
QB「何が起こっているんだい?」
QB「彼女は、誰なんだ?」
やめてよ。
自分で言ってたじゃん。
魔法少女から魔女への変化は不可逆だって。
もう二度と戻れないんだよ?
QB「意思を持つ魔女か」
QB「興味深いね」
オクタヴィア「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
目の前の魔女が、ワルプルギスへと突っ込む。
体の大きさはあれど。
私達よりは押しているように思えた。
オクタヴィア「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
QB「…自ら呪いを募らせるなんて」
QB「彼女は何を呪っているんだい?」
QB「何に絶望してしまったんだ」
絶望?
違うよ。
あいつはきっと、絶望なんかしていない。
あいつ?
そうだ、私は一度も呼んだことがなかった。
さやか「…さやか…」
頬を伝う涙。
それすら吹き飛ばす轟音。
音楽は絶望も希望も取り込んで。
より人間らしい色へと染まっていく。
ありがとう。
私は。
幸せ者だ。
『 』
いつか聞いた時みたいに。
その声は少しずつ遠ざかっていく。
もう会えないとしても。
だとしても、私はあんたを覚えてる。
絶対に、忘れない。
絶望は、希望へ。
私達は、私だけに。
空っぽは、埋まって。
そして。
「さやか」は、消えた。
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