過去ログ - さやか「絶望?飲み干してやるよ」
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28:名無しNIPPER[saga]
2014/12/25(木) 03:24:46.90 ID:MpGKMX0yO
女の人の首筋には不気味な模様が描かれていた。
マミ「…魔女の口づけよ」
魔女の口づけ。
どうやらこれがこの人を自殺に追いやった原因らしい。
さやか「…よかった」
よかった。
本当に良かった。
魔女の口づけはこうして目に見える。
魔女の呪いはこうして現実に現れる。
私には魔女の呪いはかかっていない。
「観測者」はまた観測し始める。
慌てなさんな。
お前は確かに私の意志なんだ。
私の意志は魔女なんかに当てられちゃあ居ないよ。
遠目から私たちを観測するそいつにそう言い放つ。
よかった。
これは私の意志なんだ。
マミ「…行くわよ!」
呪いも絶望も希望も祈りも。
それら全てをまるで神のような立ち位置で観測する。
私の中の「観測者」
私の世界を遠目から観測するもう一人の「私」。
待ってなよ。
後少しで。
あんたは本物に。
私になれるから。
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