過去ログ - さやか「絶望?飲み干してやるよ」
↓ 1- 覧 板 20
34:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 17:48:47.82 ID:p9NMco5YO
さやか「…」
縦。
使い魔「ぎっ!」
横。
使い魔「ぎゃっ!」
私が描くその筋に沿って化物たちは一匹、また一匹と絶命していく。
命というものを持っているのかどうかはわからないけど。
まどか「…さやかちゃん、凄い…」
さやか「あはは、初めてにしては上出来でしょ?」
初めてにしては。
確かに私の口からはその言葉が出た。
初めて。
本当に?
予想以上にしっくりくるこの感じ。
まるで今までの私は立つことすら覚えてなかったかのような。
それ程までにこの動作は当たり前のように感じた。
QB「上出来なんてものじゃないよ、さやか」
QB「君はまだ魔法少女ですらないんだよ?」
さやか「知ってるよ」
縦斜め突き。
どの動きも私の考えている以上に私に当てはまる。
これは私の素質なのか。
それとも。
「私」の素質なのか。
答えは出ない。
「観測者」は答えない。
マミ「…どうやら結界の主のようね」
マミさんが目を向けた先にいたのは他の使い魔より一回り大きい使い魔だった。
マミ「…一気に決めるわよ」
その直後、轟音が響く。
マミさんが沢山の銃でその使い魔を一斉射撃したのだ。
マミ「ふぅ…」
響く。
嬉しそうに「私」は笑う。
いずれお前の物になる。
この力はお前の物になる。
慌てるな。
その時は。
全てお前に委ねて
私のすべてをお前にあげる。
165Res/110.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。