過去ログ - さやか「絶望?飲み干してやるよ」
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41:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 02:31:56.39 ID:9NBUkcYkO
そんなこんなで魔法少女体験ツアーから数日がたったある日。
私とまどかは屋上で弁当を食べていた。
まどか「さやかちゃん、願い事考えた?」
さやか「んーん、まだ」
こんなに恵まれていいのだろうか。
私の願いは叶うのに。
私はさらに願ってもいいのだろうか。
そんなことを考えているうちに声が聞こえてきた。
聞き慣れない声。
それもそうだ。
その声の主とはほとんど関わりがないのだから。
ほむら「魔法少女になってはダメよ」
暁美ほむら。
マミさんとは別の魔法少女。
QBを殺そうとした転校生。
そしてQBが言うところのイレギュラー。
さやか「どうして?」
ほむら「危険だからよ」
危険。
きっと魔法少女になるということは相当の覚悟が必要なんだろう。
さやか「…」
笑いを殺し損ねる。
それは一瞬の隙だったけれど、転校生は感づいていたようだ。
ほむら「…美樹さやか」
ほむら「…いえ」
ほむら「あなたは誰なの?」
…。
さやか「ご挨拶だね、転校生」
私は美樹さやか。
「私」は美樹さやか。
さやか「私は美樹さやかだよ」
さやか「今も昔も、ね」
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