11: ◆Ew3/imucfM[saga]
2014/12/22(月) 21:28:07.64 ID:BcVxT/JZ0
「よし、じゃあもらったから… 翔鶴姉、ここ空いてるわ!」
「ありがとう、瑞鶴」
「私が向かいに座っても?」
「あ、ど、どう…―
ガチャンッ
何か、お尻の辺りにぶつかった
というより、ぶつかられた?
「きゃっ!」
「はわっ!」
カシャンッ… カラカラ
「痛たた…な、何?」
「うぅ… あ、ず、瑞鶴さん!? ご、ごめんなさいなのです!」
そこには、黄色い目をした女の子がへたりこんでいた
確か名前は… そう、電ちゃん。
「あ、電ちゃん… あ、そっちこそ、大丈夫!?怪我はない?」
「電は大丈夫なのです。 ごめんなさい… 昼食に遅れそうで急いでいて…」
「ううん、私はいいから… さ、行っておいで 私が片付ける」
「で、でも…」
「いいって、いつかちゃんと、お返ししてよね?」
「…!」
なにか喉にひっかかったものを飲み込むうような顔をしていた
「ありがとうなのです!」
そう言って、彼女は背を向けていった
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