過去ログ - 「残された私」 【艦これSS】
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15: ◆Ew3/imucfM[saga]
2014/12/22(月) 22:22:39.35 ID:BcVxT/JZ0
とあるよく晴れた日、私はいくつかの方面の中でも
戦闘が激しくなると言われる方面へ、出撃することになった

提督さんにしては珍しく、空母三隻で出撃することになり

私、加賀さん、翔鶴姉の三人
あとは長門さん、陸奥さん、金剛さんの三人

「ねえ提督さん、どうして今回の出撃で私を入れたの?」

「ん、お前も練度が大分上がってきたみたいだし、そろそろ本格的に出撃させてやろうと思ってな」

「そう… 私、頑張るわ 戦果報告、期待しててよね?」

「ムリするなよ」







結果、勝利は収めたものの 
私達に被害は少なからず‥    大損害だった


「ねえ、翔鶴姉、大丈夫よね?ねえ?」

「きっと大丈夫だ… 落ち着け、瑞鶴」

「瑞鶴ちゃん、心配は後よ? 敵が来たりでもしたら翔鶴さんだって危ないの、わかるでしょう?」

「っ…」

「瑞鶴、気を落とさないでくだサーイ、翔鶴はココにいるじゃありませんカ…」


そうだ、そうなんだ
確かに、そのまま沈んで…しんでしまうより、結果はよかったのかもしれない


そのまま、翔鶴姉は長門さんが背負って、他のみんなは敵を警戒していた


加賀さんは、終始一言も喋らなかった





なにがあったのか、それは思い出すだけで胸が痛くなりそう

それは、海域での主力に向かう時だった



「皆さん、次は海域主力です、常に警戒を怠らずに行きましょう」

その時は、加賀さんがみんなをまとめてくれた

「ああ… 我らの射程外からの砲撃もあるかもしれない、気を抜くなよ!」

長門さんも、もしかしたらの事態に備えるのを促すようにした


「こんなにも晴れているのに…」

「…どうしたの、翔鶴姉」

「こんなに空は綺麗なのに、私達は…戦争をしているのね、瑞鶴」

「うん…」


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