17: ◆Ew3/imucfM[saga]
2014/12/22(月) 22:26:27.01 ID:BcVxT/JZ0
ある程度の対空攻撃のおかげもあり、私達の艦隊は無事だった…
私は翔鶴姉を抱えた… それから、あることに気がついた
倒れこんでいる女性がいる 加賀さんだ
加賀さんはずぶ濡れになっている 何故? 怪我はしているように見えない
「っ… 翔鶴…」
そう言いながら起き上がった
私と加賀さんは目があった
「翔鶴は」
「わかんない…です」
加賀さんは、ものすごく、重そうに口を開いた
「翔鶴は、私を庇って――
そこから先は、聞き取れなかった
なぜなら、大砲のような音が鳴り響いたから
「敵―… 敵の戦艦デス! っ…主力…!」
金剛さんが誰よりも先に言葉を発した
そう、敵の主力だった
ここは主力前ということをすっかり忘れていた
だけど、長門さん、陸奥さん、金剛さん、加賀さんの必死の攻撃で
敵は身を引いた
私は、あまりの驚きで手が出せなかった
私は、何も出来ない私は、艦隊のみんなに守られた
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