34: ◆Ew3/imucfM[saga]
2014/12/23(火) 22:57:07.02 ID:z1a1sj8o0
バタンッ
「赤城さん!」
「あ、加賀さん、おはようございます」
急に何の音かと思えば、加賀さんが戸を開ける音だった
「赤城さん、次の作戦について、呼び出しです」
「私ですか?」
「ええ」
「わかりました、瑞鶴さん、ごめんなさいね」
「あ、いえ」
ぽつん
一人になった
「この弓、大事にしよう…」
とりあえず、私は弓道場を後にした
翔鶴姉のところに向かった
「…失礼します」
「ん、ああ、どうぞ」
翔鶴姉の様子を見てる妖精さんがいた
かつん
弓が大きすぎて戸の上に当たった
「まだ、目覚まさないの?」
「ううん、まだかかるでしょうねえ」
「…どうしてこんなことになったの?」
「…難しいね、人間で言えば、瀕死で気を失ってる… いや、植物状態みたいな所かな」
「植物…」
聞いたことがある単語だった
何か奇跡でもない限り、目を覚まさない状態のことだ
つまり翔鶴姉は…
「もう、起きないんですか?」
「いずれは目を覚ます、そう確信してるよ、私は」
「…そうですか」
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