253:総統閣下 ◆JkKZp2OUVk[saga]
2015/09/08(火) 21:23:11.22 ID:1IZ7Xknt0
4月、スターリンが動いた。新たに赤軍西部方面の司令官についたのはセルゲイ・バクーニン元帥である。彼もクラフチェンコ同様に大粛清によって死んだ高級将校の後釜として昇進した男だ。
この時期にジューコフの代わりの司令官がつくということは、やることは一つ。スターリンは彼に200万の兵をもってドイツ最大、そして最後の大都市ハンブルクへの侵攻を命令した。
254:総統閣下 ◆JkKZp2OUVk[saga]
2015/09/08(火) 21:23:57.65 ID:1IZ7Xknt0
1月に大粛清の開始で中断されたハンブルク侵攻がここにきて再開されたのだ。ドイツ軍もただ数ヶ月を過ごしたのではなく各地での敗残兵集め、結果50万近くの陸海空軍兵が集まった。
255:名無しNIPPER
2015/09/08(火) 21:32:30.61 ID:r0Abz2JmO
更新楽しみですら
256:総統閣下 ◆JkKZp2OUVk[saga]
2015/09/09(水) 23:37:25.54 ID:TiyKERcl0
>>255ありがとうございます!では多少ながら再開します。
将校もロンメルやグデーリアンのほかにミルヒ空軍大将・ヴァルツェハ海軍大将・グライム空軍中将などが集まった。
兵器も強力になり、戦車は二号パンター・三号ティーガー。対戦車無反動砲パンツァーファウスト。機関銃
257:総統閣下 ◆JkKZp2OUVk[saga]
2015/09/09(水) 23:38:25.55 ID:TiyKERcl0
これ程の短期間で強力な兵器が揃えられたのは、ある意味フランスのおかげといってよい。
ドイツ国はフランス領プロイセン時代にフランスの兵器製造や開発の大半を担っていたのだ。特に中心だったのがハンブルクとルール地方であった。これらの兵器は1月に一部が試作としてUボートに載せられ皇国に出発した。
258:総統閣下 ◆JkKZp2OUVk[saga]
2015/09/09(水) 23:41:12.53 ID:TiyKERcl0
対独戦が始まった中、スターリンは驚きの行動をした。なんと連合国に宣戦布告したのだ。連合国は最初冗談と捉えていたが後の出来事で後悔することになる。
それは中東のクラフチェンコと新たに同盟を結んだ中東の小国を加えた約100万を超える兵力がスエズ運河に攻撃を仕掛けた。
259:総統閣下 ◆JkKZp2OUVk[saga]
2015/09/09(水) 23:42:31.55 ID:TiyKERcl0
大英帝国は兵力が配置されてるとはいえ油断しており、まさかソ連赤軍が攻撃してくると思わなかった。そして僅か5日でスエズ運河は陥落し大英帝国植民地軍と地中海艦隊はカイロに撤退した。
260:総統閣下 ◆JkKZp2OUVk[saga]
2015/09/09(水) 23:43:16.02 ID:TiyKERcl0
スエズ運河を占領したソ連であるが、黒海艦隊は少し前の英地中海艦隊との海戦で壊滅し、残ったのは駆逐艦数隻と水雷艇のみであった。
英地中海艦隊は空母や戦艦を保有する艦隊である為、すぐに反撃が行われるとソ連側は予想した。
261:総統閣下 ◆JkKZp2OUVk[saga]
2015/09/09(水) 23:43:56.93 ID:TiyKERcl0
現に空母艦載機が毎日のようにスエズ運河に空襲を行い、残ったのは黒海艦隊や赤軍に深刻なダメージを与えた。
5月、今だハンブルクの戦闘は終結の兆しをみせない。200万の兵をもつ
ソ連赤軍に対し、ドイツ軍は新兵器と兵の士気の高さによってハンブルクは今だドイツのものであった。特に対戦車部隊は善戦し、所々でソ連戦車部隊に勝利していたのだ。
262:総統閣下 ◆JkKZp2OUVk[saga]
2015/09/09(水) 23:44:55.30 ID:TiyKERcl0
ソ連赤軍はドイツだけを攻撃しているわけではなかった。中立宣言をしていたフィンランドは既にソ連が大きな犠牲を出しながらも占領していた。
そしてスターリンは北方方面軍司令官ミハイル・コワリョフ大将に50万の兵でスウェーデン及びノルウェーのスカンジナビア半島の攻略を命令した。
263:総統閣下 ◆JkKZp2OUVk[saga]
2015/09/09(水) 23:52:39.71 ID:TiyKERcl0
4月5日、ソ連に宣戦布告されたスウェーデンは本国に上陸される前にソ連に降伏した。ノルウェーは降伏するつもりはなくソ連との戦争が始まったが、同月21日に赤軍の圧倒的な力の前に降伏した。
これでソ連バルト海艦隊は北海に進出が可能となった。だが北海には英本国艦隊や今だ健在の独(ここではドイツ国のこと)主力艦隊がいる為、装備で劣るバルト海艦隊が勝てないのは明白であった。
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