過去ログ - 【ラブライブ】パーフェクトまきちゃんクリスマス「Xmas・SP」
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33: ◆.1to.V5EA.[sage]
2014/12/26(金) 20:05:23.95 ID:hKdBunjio
のぞみ「みんなが、ウチのおうちに来てくれるの?」

まき「あっ」



いつの間にか本人も話を聞いていた。




えり「ええ。どうかしら? のぞみ」

のぞみ「……ええの?」

にこ「何言ってるのよ、こっちはもうその気になってるんだから。今更ダメなんてなしよ」

のぞみ「そっか、そっか……ありがとう」



その時私は、『あ、頑張らなきゃ』と思った。

バットのぞみは笑顔を見せた。

しかしその笑顔には……なにかもの悲しさを感じた。

ずっと一人暮らしだった彼女だから、その理由はわかる。




まき「ねえ、あなたは何が欲しいの?」

のぞみ「え、クリスマスプレゼントの話? それやったらウチにはサンタさんはこないって言ったやん?

……あ、もしかしてウチにプレゼントくれようとしてるん? だったらそういう気遣いは……」

まき「違う違う。そんなんだからよ。私あなたにサンタさんがこない理由わかっちゃったわ」

のぞみ「へ?」

まき「そうやって、『何も欲しくない』って言ってきたんでしょ! あなたサンタさんにきて欲しいって思ったことある?

そんなんじゃくるものもこないわよ」

のぞみ「……」

まき「私が断言してあげる。今年あなたのものにサンタさんはくる。絶対くる。

だからあなたの欲しいものを言いなさい。きっとサンタさんはそれ聞いてくれるから」

のぞみ「アハハ……。そうかあ。欲しいものを言わんかったからこなかったんやね。

そうかあ……。もし、もしも……本当にサンタさんがきてくれるなら、プレゼントがもらえるなら……」



なにかあったかいものが欲しいかな。

一人暮らしのお家は寂しくて、冷たいから。


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