過去ログ - 女勇者「帰還後王子と結婚できると思っていたら」
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109: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/28(日) 11:21:45.73 ID:78zrijn/0
勇者「…くっ!!」

国でもトップクラスの使い手である魔法使いの魔法は、避けるだけで精一杯だった。

勇者(正気に戻すには、魔女を倒さないと…)

しかし魔女は魔法使いの側にいる。魔法使いの魔法は、彼女と結構な距離を取らないと避けることができない。
つまりは、魔女にも近づけないということ。

王子「どうすればいいんだ…!?」

勇者「僧侶、魔女の技を打ち破る方法はないの…!?」

僧侶「それが…あるにはあるんですけれど…」

僧侶は困ったように言う。

僧侶「あの技は、魔女が魔法使いさんの魔力に干渉して意識ごと操っているんですけれど…」

僧侶「でも、魔法使いさんが魔女より大きな魔力ではね返せば、簡単に打ち破ることができるんです」

王子「…じゃあ、魔法使いがそれをしない理由は…」

僧侶「恐らく…魔女の方が魔法使いさんより格上だから…?」

勇者「嘘でしょう!?魔法使いは魔王軍の魔術師にも勝る実力の持ち主なのに!」

僧侶「でも、それ以外の理由となると…魔法使いさんが魔女の技を打ち破る気がないとしか…」

王子「…それは考えられないから、魔女の方が格上だということか」

勇者「それは厄介な…」


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