過去ログ - 女勇者「帰還後王子と結婚できると思っていたら」
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22: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/24(水) 13:24:12.79 ID:/vbs3jlN0
>翌朝

猫耳「おっはよ〜う、今日の朝飯は俺特性シチューでごぜーまあぁぁす」バターン

暗黒騎士「よく眠れたか」

勇者「貴方がいると食事がまずくなるんだけど」

しかし暗黒騎士は気にせず壁に寄り掛かる。
私も気にしないようにして、猫耳が用意してくれた食事を取った。

勇者「ところで、私の服はもう乾いたの?」

猫耳「おう。後で返すよ〜」

体の調子は大分良くなった。後は彼らの目を盗んでここを出て――

暗黒騎士「逃げようと思っても無駄だからな」

勇者「!?」

暗黒騎士「お前が大人しく囚われている奴だとは思えん」

読まれていたとは。

暗黒騎士「行動するのは人間達の状態を探ってからでも遅くはあるまい。今動いても捕まるだけだぞ」

勇者「…捕まっても、弁解すれば大丈夫」

暗黒騎士「昨日も言ったが、今疑われているのだろう?弁解しても――」

勇者「私には王子がいるから」

暗黒騎士の顔が少しだけ歪んだ。


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