過去ログ - 女勇者「帰還後王子と結婚できると思っていたら」
1- 20
30: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/24(水) 13:28:11.02 ID:/vbs3jlN0
猫耳「お〜い、冷めちゃうぞ〜」

勇者「…食べたくない」

隠れ家への帰所後、私はすねていた。

猫耳「どうしたもんかねぇ、このお嬢さんは」

暗黒騎士「口移しで無理矢理食わせてやろうか?」

猫耳「おい、食わないと暗黒騎士にキモい事されるぞ」

勇者「〜っ、最低!最悪!あんたなんか嫌い!死んじゃえ!」ガバッ

猫耳「あーあ、布団かぶっちゃって。仕方ねぇなぁ」

暗黒騎士「八つ当たりだな」

暗黒騎士のおかげで命が助かったのはわかっている。私を殺そうとしたのは弓兵だともわかっている。
それでも、せっかく会えた王子と引き離された怒りが収まらなかった。

勇者(王子は私を助けてくれようとした…!)

王子の笑顔を思い出す。
旅の最中、何度も私に向けてくれた笑顔。それは彼が私を思いやってくれている証。
彼に支えられて、私は勇者になることができたのだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
152Res/95.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice