過去ログ - 女勇者「帰還後王子と結婚できると思っていたら」
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56: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/26(金) 10:20:23.75 ID:U3XG8LXV0
この男はどこまで私を邪魔する気なのか…!!
けれど武器を持たない今、まともに抵抗はできない。だが捕まれば、また拘束されるに違いない。

となれば…。

勇者「っ!」ダッ

暗黒騎士「あっ!?」

私は踵を返し、全速力で駆ける。足の速さには自信がある。
夜、湖畔へ行くことは暗黒騎士もわかっているからいずれ捕まる。それでも、魔女の言っていた何かを確認しておきたかった。

暗黒騎士は――よし、追ってこない。
私はこのまま逃げて、夜までどこかに潜むことにした。




猫耳「湖畔で張ってるしかなさそうだねぇ」

暗黒騎士「あぁ、できれば何かが起こる前にあいつを捕らえる」

猫耳「暗黒騎士…お前何か知ってるな?」

暗黒騎士「大体想像はつく…」


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