過去ログ - 穂乃果「園田海未は勇者である」 -SS速報VIP

過去ログ - 穂乃果「園田海未は勇者である」

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1:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 20:31:53.75 ID:xfDOvytT0

前スレ『穂乃果「悲しみに二つの祝福を」』の番外編です
ex14.vip2ch.com

設定をそのまま引き継ぎますので、前スレを読んでいないと分からないと思います。

『結城友奈は勇者である』とのクロスです。11話までのネタバレがあります

前スレEpilogue手前ぐらいの時系列です

クロス、蛇足が嫌いな方はお勧めできません

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2:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 20:32:58.14 ID:xfDOvytTo
美森「まるで地獄じゃない！」

美森（私は世界の真実を知った）

美森（命からがら結界の中へと戻った私は、嘔吐する）

3:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 20:34:40.74 ID:xfDOvytTo
美森「え……！？」

美森（結論を出した瞬間、景色が様変わりする）

美森（バーテックスと対峙する時に世界がゆっくりと変わっていく様子とは違う。本当に一瞬だった）

4:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 20:35:11.29 ID:xfDOvytTo
美森？「あ、あの……。私に話しかけているのでしょうか？」

絵里「……海未。またあなた一人で何かを抱えているの？　また穂乃果にばかって言われるわよ」

美森？「うみ……？　それが私の名前ですか？」

5:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 20:35:41.57 ID:xfDOvytTo
美森（落ち着いて話をするために、三人でファミリーレストランへと入ることになった）

美森（私の知っているファミリーレストランよりも随分と豪華に見えた）

希「ウチは東條希。音ノ木坂学院の三年生でその身体の子の先輩や」

6:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 20:36:19.46 ID:xfDOvytTo
希「それじゃあ、自己紹介も済んだところでお互いの状況確認やね」

美森「……そうですね。何か根本的なところからズレているような気がします」

美森（他人の身体に私が入ってしまっているという状況に疑問はもちろんあるが、話が始まらないのでひとまず置いておく）

7:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 20:36:55.08 ID:xfDOvytTo
美森（歴史でしか知らない地名。私はそこに居る！？　夢でも見ているのかしら……）

希「タイムスリップ、ある意味で穂乃果ちゃんと同じやね」

絵里「で、でも希。海未がストレスでおかしくなっている可能性もあるんじゃない？」

8:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 20:38:20.61 ID:xfDOvytTo
絵里「はぁ。つくづく不思議なことが起こるわね」

希「最初にウチが言ったセリフやん」

絵里「私もようやう理解したと言いたいのよ」

9:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 20:39:27.31 ID:xfDOvytTo
美森（そして、話は佳境に入り、私が神樹を殺そうと決心したことを話した）

美森「──以上です」

絵里「……あの、なんて言ったら良いのか……」

10:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 20:41:19.63 ID:xfDOvytTo
希「さて、お互いに状況は掴めたわけやけど、これからどうするか、やね」

絵里「私の家に穂乃果たちを呼んでおいたわ。まずはうちに向かいましょう」

希「話しながら妙に携帯をいじっているとは思っていたんやけど、皆を呼んでいたん？」

11:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 20:42:41.57 ID:xfDOvytTo
美森（絢瀬さんの家は私の家とは反対で洋風のオシャレな家だった）

美森（家に入ると、絢瀬さんの妹さんがすでに他の全員が集まっていると教えてくれた）

美森（東條さんは勝手知ったる我が家のような足取りで、私は絢瀬さんの後ろを着いて行く）

12:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 20:45:08.62 ID:xfDOvytTo

ごめんなさい、書かないと言っていながらアイデアが止まらなくて新スレを立ててしまいました

蛇足感ただよっているかもしれませんが、付き合える方はお付きあいください

13:名無しNIPPER[sage]
2014/12/23(火) 22:44:50.93 ID:18dt1v4m0
前のSSから読んでたよー
期待

14:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 22:50:11.36 ID:xfDOvytTo
>>13
どうもです

一気に最後までいきます

15:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 22:51:26.38 ID:xfDOvytTo
美森「夏凛ちゃん、なの……？」

にこ「はぁ、どうやらそのようね」

美森（どこか他人事な矢澤さんと名乗った夏凛ちゃんの声。本当に夏凛ちゃんなの？）

16:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 22:52:50.21 ID:xfDOvytTo
にこ「正解。正直、ニコも東郷美森なんて名前を聞くまで夢のようにしか思っていなかったわけだし」

花陽「夢、ですか……？」

にこ「そう夢。あんた達は前世の記憶ってある？」

17:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 22:54:01.81 ID:xfDOvytTo
美森「……それじゃ、夏凛ちゃんは生まれた時からこの過去の世界に居たのね……」

にこ「そういうこと。ただ、たぶん、あんたが居た時よりも少し後から夏凛は来ている」

にこ「ねぇ、東郷。あんた、神樹様を殺そうと考えているでしょう？」

18:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 22:54:59.18 ID:xfDOvytTo
にこ「あ、ちなみに夏凛の経験から言うとね、あんた馬鹿なことは考えない方が良いわよ？」

にこ「讃州中学勇者部全員であんたを止めることになるから」

美森（──っ！？）

19:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 22:56:02.24 ID:xfDOvytTo
穂乃果「仲間に、友達に相談しなさい。それが一つの真理だよ！」

美森（……友達に、相談……？）

にこ「東郷！　勇者部五箇条！　ひとぉーつ！」

20:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 22:57:43.01 ID:xfDOvytTo
穂乃果「良い五箇条だね」

にこ「あったりまえよ！　私が居た勇者部よ？」

穂乃果「納得だね。……それじゃあ、ニコちゃん、美森ちゃん。まずは私たちに話せる限り説明をしてみて」

21:名無しNIPPER[saga]
2014/12/23(火) 22:58:27.34 ID:xfDOvytTo
真姫「希ちゃんはどうすれば良いと思う？」

希「ウチ？　ウチかぁ……。神樹って言うのが今一つよう分からんけど、いっそ壊して自分が神樹にでもなったらええんちゃう？」

真姫「これが他人のことをよく分かっていない人の答え」

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