過去ログ - 【艦これ】提督「俺自身がサンタとなることだ」
1- 20
13: ◆CT4AuWBr7E[saga]
2014/12/24(水) 21:07:57.00 ID:EUR8sEbj0
円卓に座る提督と数名の艦娘。

プロジェクタによってホワイトボード上に投影されている映像を元に説明をするビスマルク。

提督「さて本題だ。ビスマルク、例の件について……首尾は?」

顔の前で手を組んでいる提督。

Bismarck「先日データの集計が終わったわ」

提督「して、その結果は?」

Bismarck「質問1から順を追って話をするわね」

Bismarck「質問1『貴方はサンタクロースの実在を信じますか?』……」

Bismarck「信じると答えた艦娘は70%。主に駆逐艦の子たちの票が大きいわね」

Bismarck「それ以外の票は30%。この30%の中には、『サンタクロースの正体は提督』と答えた者や、そもそもクリスマスを理解していない者も含んでいるわ」

Bismarck「しかし……質問内容が直球すぎやしないかしら。勘づかれるんじゃない?」

提督「……察しの良い者に計画が知れること自体は問題ではない」

真剣な面持ちで眼鏡をクイと持ち上げる提督。

提督「だが…………『サンタクロースは居る』と信じている者の想いを踏み躙ることだけは絶対に避けなければならない」

唾を飲む一同。

提督「しかし……30%か。厄介だな」

提督「3割も居れば、無垢な駆逐艦たちにサンタなど居ないと流布する不届き千万な輩が出てきてもおかしくない……」

提督「厳戒態勢を敷く。該当する30%の艦娘たちの動向に注視しろ」

提督「不穏な動きがあれば即刻報告願いたい。場合によってはその場での処分も辞さない」

龍驤「処分て……物騒やなぁ。ま、ウチらがしばらくの間秘密警察っちゅーことやな」

提督「緊張感に欠ける発言は控えてくれ」

提督「当たり前だが処分といっても始末しろと言っているわけではない」

提督「ただ、お喋りな口を封じる為ならばある程度の行動は認可しようというだけだ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
40Res/36.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice