過去ログ - 【艦これ】提督「俺自身がサンタとなることだ」
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20: ◆CT4AuWBr7E[saga]
2014/12/24(水) 22:27:23.15 ID:EUR8sEbj0
アンケートの結果を読み進める作業は熾烈を極め、長時間に渡る大激論の末、ようやく一応の終結を見せた。

提督「えらく時間がかかったな……。時雨なんて疲れて途中から寝てしまったしなぁ」

Bismarck「皆、お疲れ様。……もう五時ね。デイリー任務更新の時間だわ」

龍驤「もう解散でええか? うちクタクタや〜」

提督「……待った! 鼠がいる」

提督、執務室のツリーを一瞥。耳を澄ましてみるといびきが聞こえる。

大淀はツリーに近づくと、見覚えのあるオレンジ色の服を目にする。

大淀「おはようございます」ポンポン

那珂「おはようございまーす! 那珂ちゃ……」

那珂の顔から血の気が引いていく。さながら寝起きドッキリを食らった芸人のようだ。

那珂「あはは……オハヨ……那珂ちゃんだよ……」

提督「会議中はいかなる用件でも立ち入りを禁じると言っていたが?」

那珂(しまった! 提督たちが緊急会議だなんて、絶対何か面白いことを企んでると思って忍び込んでたけど)

那珂(会議が長すぎて寝ちゃってた! どうしよー)

大淀「あっ、そういえば……デイリー更新ということは、解体任務もこなさなければなりませんね。提督」

那珂「待って! 解体はやめてぇ!!」

那珂「興味本位で気になっただけだから! 許して下さい!」

提督「……どこまで聞いていたんだ?」

那珂「会議の最初から、欲しい物の話の途中あたりまでかなー」

提督「そうか」

Bismarckは、顔に手を当てあーぁと言わんばかりの表情をしている。

大淀は無言で那珂を部屋の外に連れ出そうとする。

提督「プライバシー保護が騒がれるご時勢だからな……それに君は軍事機密に触れてしまった」

那珂「ごめんなさあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛い゛」


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