2: ◆NVTZ87qhtx4w[saga]
2014/12/24(水) 19:52:19.81 ID:E/h9kmNk0
12月24日・・・こんな憂鬱な日があるだろうか・・・
いや、今までならこんなに憂鬱な気持ちにはならない・・・そう・・・今年は特に憂鬱だ・・・
20数年生きてきてはじめて出来た彼女・・・それなのについ昨日・・・彼女が浮気している事がわかった。俺はそれでも彼女を許そうとした・・・なのに彼女は俺の前からいなくなった・・・
男「何で俺は1人なんだ・・・せっかくこの日のためにバイトしていたのに全部無駄になった・・・」
男「あ〜!何で俺はこんなところにいるんだ!イブの夜の繁華街なんかカップルだらけに決まっているじゃないか〜!!」
モブカップル女「なにあの男、こんな所に1人でいて寂しくないのかな?」
モブカップル男「寂しいからああやって叫んで気をまぎらせているのさ。寂しい男だよ。」
モブカップル女「そういうことなのね。行きましょう。見ているこっちが寂しくなるわ。」
モブカップル男「そうだね。行こうか。」
男「ぬを〜〜!!」
???「マッチは要りませんか?マッチは要りませんか?」
天に叫ぶオレの耳に入ってきたのは今の時代にそぐわないマッチという単語。俺は気になり声のしたほうに目をやる。
少女「マッチは要りませんか?マッチは要りませんか?」
モブップル女「要らないわよ。今の時代マッチなんか使わないじゃない!」
モブップル男「おいおい、そんな風に言っちゃいけないよ。ほら行こう。」
少女「あ・・・」
カップル女が少女のマッチの入れたかごを蹴飛ばして行ってしまった。誰か拾ってやろうというやつはいないらしい。
いや、俺も昨日までは回りと同じように見てみぬふりをしただろう。だが今の俺は・・・
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