過去ログ - 【オリジナル】安価とコンマで異世界ファンタジー その2
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868: ◆7m3grp2dM2[saga]
2015/01/10(土) 21:24:41.56 ID:R+bEQ+aNo

それは人だった

見事なまでの美しい金糸の髪

黄金色の瞳が慈しむような眼差しで僕を見つめる

生花の様な瑞々しさの肌

芸術作品のような、作り物や幻想であると錯覚させるほどの『美』が柔らかく微笑む

その口を動かし、言葉を紡いだ


「お主、出会いの引力と言うものを信じるか?」


心臓が跳ねた

体が芯の芯から熱くなる

頬が上気する

言葉の意味すらまともに入ってこない

でも、それ以上に僕は『僕/私』はその言葉を知っていた

確か…あの時………『あの時』?あの時ってなんだ?

僕は初めて………



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