過去ログ - 【ラブライブ】穂乃果「忘れちゃうなんてひどいよ」
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11:名無しNIPPER
2014/12/25(木) 00:07:11.87 ID:5zSxg94bO


「絵里ちゃん、嘘だよね?またそうやって穂乃果のことからかってるんでしょ…?」
「……穂乃果ちゃん、今日はもう帰ろ」


絵里ちゃん。嘘だって言ってよ。
どうして希ちゃんのことは覚えてて穂乃果のことは忘れちゃったの?

力の入らない腕を希ちゃんに引かれて、半ば強引に病室を出される。
穂乃果はただ、ドアの向こうにいるであろう絵里ちゃんを見つめていた。



「穂乃果ちゃん……大丈夫…?」
「……なんで…?」
「き、きっと今日混乱してるだけやって!明日になれば思い出してるよみんなのこと!」

「そうだよね、絵里ちゃんが穂乃果のこと、忘れたりなんかしないよね……」


明日になれば、また絵里ちゃんの笑顔に会える。
また手を繋いで、頭を撫でてもらって、もう穂乃果ったら、って。
またいつもみたいに名前を呼んでくれるはず。

今日のことはきっと夢なんだよ。
早くこんな嫌な夢覚めたらいいのに。


家に帰る途中、練習帰りの凛ちゃんと花陽ちゃんに会った。

「あー!穂乃果ちゃん!なんで今日練習こなかったにゃ!」
「希ちゃんも絵里ちゃんもいなくて………穂乃果ちゃん?なにかあった?」

…凛ちゃんは、花陽ちゃんはもしお互いに自分のことが忘れられたらどう思うかな。

「ううんっ、今日はちょっと用事があって!ごめんね、今日店番しなきゃだけだからもう帰るね!」

「えぇ!?穂乃果ちゃんもっと話そうよー!」
「凛ちゃん…!穂乃果ちゃんも忙しいんだよ。…でも穂乃果ちゃん元気なかったね、何かあったのかなあ」










『穂乃果は私の恋人なんだから、簡単に忘れたりしないわよ』
「……うそつき」


絵里ちゃんの、うそつき。


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