61:名無しNIPPER
2014/12/26(金) 00:45:52.70 ID:GE0cZuyF0
にこ「本当にいたんだ...トナカイ」
トナカイ「サンタをやっているうちに、僕を信じてくれたようだね。僕も君に会えて嬉しい」
にこ「一つ聞きたいんだけどなんで喋ってんの?」
トナカイ「空を飛ぶんだ。喋ったっておかしくないだろ?」
なるほどと言いたいが納得がいかない。だがあえて黙っておいた
トナカイ「ご主人は君を褒めてたよ。助かったってさ」
にこ「そりゃありがたいわね...
これどこに向かってるわけ?」
トナカイ「ご主人の所だよ」
そう...と呟くと、矢澤にこは欠伸をひとつした
ソリはリズムよく揺れていて、眠気が誘われる
にこ「悪いけどつくまで寝ててもいいかしら...ひどく眠いの」
トナカイ「僕のソリは寝心地がいいって評判なんだよ!ぐっすり眠るといい」
にこ「...わかった...着いたら...起こして...」
トナカイ「任せてくれよ!」
空飛ぶソリの上で、矢澤にこは深い眠りについた
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