過去ログ - 【モバマスss】湯川学「アイドルか。実に面白い」
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12:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 18:57:17.99 ID:RD0cxtYA0
____ライブハウス

P「お疲れ晶葉。ほらドリンク」

晶葉「おお、ありがとう」

P「いいのか?休んでなくて?」

晶葉「こうして観客の後ろから他人のパフォーマンスを見ることで、新しく見えてくることもあるからな。見識を広めることも大切だ」

P「そうか。じゃあ向こうにいるから、早めに来いよ?……バレるなよ?」

晶葉「分かっているさ」





晶葉「ふふふ……変装用マスク作製装置のおかげだ。バレていないな。流石私だ」

湯川「おや、ここにいたのか……どうした?」

晶葉「いや、自分の無力さを噛み締めているところさ」

湯川「そうか?そんなことはないさ。池袋博士のパフォーマンスというものを初めて見たが、なかなかどうして盛り上がっていたじゃないか。それとも何か?この業界では無力感が流行っているのか?」

晶葉「ん?いや、まあ、そういってもらえると嬉しいな」

湯川「ただその変装はお勧めしないな。鼻眼鏡など、逆に目立つだろう」

晶葉「」ガーン





湯川「君を引きずり込んだこの世界は、そんなにも良いものなのか?」

晶葉「どうしたんだ藪から棒に」

湯川「いや、この前君のプロデューサーと話していて、自分でも気になってね」

晶葉「ふむ……確かに、良いだけのものではないな。研究や開発と同じさ。努力が実を結ばないことだって、誰かの悪意にさらされることだって日常茶飯事だ」

湯川「なら何故この世界にいるんだ?」

晶葉「自分を見て笑顔になってくれる人がいる。自分を傍で励ましてくれる人がいる。それだけで十分さ。それに、それらはラボの中に籠っていては見えないからね」




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